Photoshop画像の解像度とサイズの関係 再サンプルとは?

ピクセル数と解像度とは?

ピクセル数とは?

画像のピクセルの数です。ピクセル数が多いと画像も大きいです、ピクセル数と画像の綺麗さには、直接関係はありません。ピクセル数が多く画像が大きいからといって画像が高精細というわけではありませんので注意が必要です。

解像度とは?

画像の密度の事です。1inch(25.4mm)の中に何個のピクセルが並んでるから示した値です。単位はppi(pixel per inch)です。値が多ければ画像が綺麗で、少ないと画像が汚くなります。

適切解像度

  • 商業印刷は350ppi必要
  • 簡易印刷は150ppi必要
  • ディスプレイ出力は72ppi必要

になってきます、画像が汚くなる場合があるので解像度は用途に応じて絶対間違わないようにしましょう。

ドキュメントサイズとは?

ドキュメントサイズとは、プリンター印刷やディスプレイ出力時のサイズです。

解像度やドキュメントサイズの変更

Photoshopを使用すれば、解像度ではドキュメントサイズを自由に変更する事ができます。

  1. メニューバーからイメージ→画像解像度を選択して画像解像度ダイアログ表示します。
  2. 再サンプルのチェックを外して画像の変更、解像度を上げるとの画像の密度が高くなるためドキュメントサイズが小さくなります。

ドキュメントサイズを変更する場合は再サンプルにチェックを入れてから、幅と高さを変更します。ドキュメントサイズが大きくなればデータの容量も大きくなります。

再サンプルとは?

画像の解像度やドキュメントサイズを自由に変更できますが元画像を綺麗にすることはありません。拡大縮小を繰り返す事でどんどん画像が劣化していきます。解像度をそのままで大きく小さくするとピクセル値の値を調整しないといけません、それを再サンプルと言います。

Photoshopは画像解像度ダイアログの再サンプルにチェックした場合に設定できます。拡大縮小した時に極力劣化しないために画像保管方式が用意されています。

主な画像保管方式

自動

画像の状態と変更後のサイズから適切な画像保管方式が自動的に設定。おすすめ

ディテールを保持

ディテールを保持してピクセルを保管する方式

  • 拡大 ノイズを軽減シテして拡大する
  • 2.0 人工知能を使って拡大する

バイキュービック法

各ピクセルと周りのピクセルの色や濃度をもとにピクセルを保管する方法。遅いが綺麗

ニアレストネイバー法

ピクセルをそのまま複製する他の方式に比べて高速だが荒い

バイニリア法

周辺のピクセルのカラー値を平均してピクセルを追加する保管方式、標準的な画質が得られる

ピンクブラックウィッチ
ピンクブラックウィッチ

理解したら自由自在に画像サイズを変更したり解像度を変更したりできるよ。

ルーペ右
ルーペ右

元の画像から綺麗にはできないんだね。

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